住宅基礎構造

住宅の基礎構造には主に3つに分類されます。
これらの基礎構造の違いにより、各々の「しろあり」の侵入箇所がことなりますので、基礎形態によって対応工法が異なります。

「ベタ基礎」

ベタ基礎 - シロアリ対策
過去10年~15年前より普及している形態です。「布基礎」より一般には耐震的に優れていると言われています。
<基礎底盤>を打設したのちに、<基礎立ち上がり>面を打設するので、その境界面から侵入します。
新築「アリダン ガラス粒材工法」 - アリダン工法

「布基礎」

布基礎
過去15年以上前の物件に多い形態です。
土壌の部分には、土が露出しているか、(露出していない場合、)防湿フィルムが敷かれている場合があります。
どちらの場合でも、「屋内」の土壌面は、コンクリートも存在しないので、シロアリの侵入をまったくプロテクトできていない状況です。
新築布基礎・土間コンクリート用 - アリダン工法お住まいの住宅布基礎用 - アリダン工法

 

「布基礎」+「土間コンコンクリート」

布基礎と土間コンコンクリート - シロアリ対策
上記の「布基礎」にプラスして、土壌面に更に「土間コンクリート」が敷き詰められている形態です。
地盤の軟弱度によって基礎のサイズを変更出来る事や、「杭基礎」との併用が可能な事から、ハウスメーカーでの採用が多いです。
「布基礎」と「土間コンクリート」の隙間からしろありが侵入します。
新築布基礎・土間コンクリート用 - アリダン工法土間コンクリート用 - アリダン工法